ホームページを公開する際のURLについて、”wwwあり”と”wwwなし”どちらを希望しますか?
使うサーバー(ブログ)などによって自動的に設定されているものもありますが、どちらかに統一する方法をご紹介します。
意識していないと”wwwあり”と”wwwなし”がそれぞれ公開されていて別ページとして集計されてしまい、ホームページの分析がしにくくなったり、Googleからの評価が分散しSEO対策に支障が出たりと意外に重要な部分ですのでご注意ください。
目次
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”wwwあり”、”wwwなし”とは?
- https://www.example.com/
- https://example.com/
上が”wwwあり”、下が”wwwなし”ということで、ホームページのURLの表示の違いとなります。
元々”www”とは、
World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ、略名:WWW)とは、インターネット上で提供されているハイパーテキストシステムである。Web、ウェブ、W3(ダブリュー スリー)[1]とも呼ばれる。俗には「インターネット」という表現がワールド・ワイド・ウェブを指す場合もある。情報提供を担う者はウェブサーバを公開し、一般利用者はウェブブラウザを介してウェブサーバにある情報を閲覧するようなシステムが基本である。
出典元:Wikipedia
ということで、ChromeとかSafariというブラウザを通してホームページを見る際のURL(アドレス)のドメインの前に付けるものとなります。
インターネットが始まった当時、ホームページのURLは”www+ドメイン”が一般的でしたが、現在は”wwwあり”、”wwwなし”どちらでも問題ありません。
個人的には文字数が少なくなる”wwwなし”が理想的だとは思いますが、一番大事なのはきちんとDNSレコードの設定を行い”wwwあり”でも”wwwなし”でもアクセスできるようにしておくことが大切です。
大企業でも片方しかアクセスできないということがあり、ホームページへのアクセス数が減ってしまうというだけでなく、ホームページの”信頼性”という面からもマイナスの印象を与えてしまいますね。
たとえばこのホームページは、以下のどちらでアクセスしても”wwwなし”でアクセスできるようにしています。
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さて、DNSレコード設定ができていることを前提として、.htaccessで”wwwあり”、”wwwなし”のどちらにアクセスしても表示できる方法をお伝えしておきます。
.htaccessについては、ホームページの転送とかアクセス制限などの設定をする際に使うファイルとなります。
ただしレンタルサーバーの中には.htaccessを許可していない場合もあるので、ご注意ください。
wwwありに統一
”wwwなし”でアクセスしても以下のURLでホームページが表示されます。
.htaccessでの設定内容
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^example\.com$
RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.com/$1 [R=301,L]
wwwなしに統一
”wwwあり”でアクセスしても以下のURLでホームページが表示されます。
.htaccessでの設定内容
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.example\.com$
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L]
index.html(php)なしで統一
https://example.com/ 「/」までに統一するということになります。
- https://www.example.com/
- https://example.com/
上記のURLはホームページの作りによって異なりますが、以下のURLで表示できる場合もあります。
- https://www.example.com/index.html
- https://example.com/index.html
- https://www.example.com/index.php
- https://example.com/index.php
など
統一していない場合、前述のようにそれぞれ別ページとして集計されてしまい、ホームページの分析がしにくくなったり、Googleからの評価が分散しSEO対策に支障が出たりしてしまうのでご注意ください。
統一する場合の.htaccessでの設定内容は以下となります。
RewriteRule ^(.*)index.(html|php)$ https://example.com/$1 [R=301,L]
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まとめ
- ”wwwあり”、”wwwなし”の違いについて
- .htaccessの設定方法
といった内容でした。
URLについての説明ですと”ドメインの問題”と誤解されることが多いですが、今回の内容はドメインは一切関係ありません。
以下2つの設定の話の中で、サーバー(Webサーバー)内の問題となります。
”どの部分の問題か?”を間違えてしまうと、問題が解決しなくなるのでご注意ください!
- DNSレコード設定(ネームサーバー内の設定)
- Webサーバー内に設置した.htaccessファイルの設定
今回は、Webサーバー内の設定について取り上げましたが、別途DNSレコード設定についても説明しますので、ぜひそちらもご確認ください。
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