そろそろ本格的に役に立つことを書いていこうと思いました。
困る人が多い”ドメイン移管”
ホームページを移す時に”ドメイン移管”と”サーバー移管”を間違って使っている人も多いので、その点も触れていきます。
目次
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ドメイン移管とは?
結論:ドメインの管理業者(レジストラ)を移すことになります。
繰り返しお伝えしていますが、ドメインとは電話番号にあたるものです。
詳しくは↓こちらをご覧ください。
スマホのMNP(Mobile Number Portability:モバイルナンバーポータビリティ)をイメージすると少し分かりやすくなるかも知れません。
docomoからauに乗り換える
≒
お名前.comからムームードメインにドメインを移す
ちなみに.jpドメインの場合は”移管”と言わず”指定事業者変更”、もしくは”移転”という呼び名になります。
ドメインとサーバーの移管方法については、以下のページを参考にしてみてください。
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ドメイン移管もどき
本来のドメイン移管は、”レジストラを移すこと”をいいます。
ただし、以下の場合もドメイン移管の方法を取っているところが多いです。
- レジストラ⇔代理店
- 代理店⇔代理店
例に挙げた”お名前.comからムームードメイン”については、本来”レジストラ”は変わらないのでドメイン移管にはならないのですが、手続き上ややこしくなるので”レジストラ⇔代理店”のドメイン移管として扱われています。
下記の場合もありますが、あまり深く考えなくて大丈夫です。
- 代理店を変えた場合、同時にレジストラが変わる場合もある
- 代理店が変わらなくてもレジストラが変わる場合もある
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ドメイン移管はサーバー移管とは違う!※重要
ドメイン移管
サーバー移管
ドメイン移管だけの場合は、データの移行はいらない!ということを分かっていただければOKです!
ちなみにサーバー移管の理由としてサーバーの料金やサーバーの機能が、次々に新しく安いものが出てくるから移したい、というのが多いと思います。
その場合、通常ドメインは移さずサーバーだけ移せば大丈夫です。
あらためてですが、ホームページやメールはドメインとサーバー、そしてドメインとサーバーを繋ぐネームサーバーで構成されています。
※番号はアクセスする順番と考えてください。
詳しくはドメインを使うためのネームサーバー(DNSサーバー)をご覧ください。
踏まえ、サーバーの料金やサーバーの機能が理由でサーバーを移したい時は、下記のようになります。
何度も伝えます。
ドメイン=電話番号 / サーバー=電話機 に置き換えてみてください。
というわけで、サーバーの料金や機能だけで『ホームページを変えたい!』と思った場合は、サーバーだけ変えればいいのです!
通常、ドメインを移管する必要はありません!
が!残念なのはサーバー業者によっては、
- ドメインも自分のところで管理していないとサーバーを使わせないよ
- ドメインとサーバーのセット契約だから、サーバーを他に移すならドメインも移して
というところがあるからややこしくなっているのです・・・。
まとめ
- ドメイン移管とは:ドメインの管理業者を移すこと
- ドメイン移管はサーバー移管と違う:重要!
- ドメイン移管だけの場合:データの移行はいらない
といった内容でした。
今回はドメイン移管の概要、最も重要なサーバー移管との違いについて説明してみました。
ドメイン移管=サーバー移管と考えている方も多いですが、2つはまったく別のものになるので参考にしてみてください!
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